第5話【メスイキ】の感覚までもう一歩 理想と現実


📌 本記事は連載エッセイ(全7回)の【第5話】です。 最初から読みたい方、全体の目次を見たい方は【第1話】からどうぞ! ➔ 【第1話】 射精に飽きた私が、お尻の中にある【謎のスイッチ】に出会うまで。

あの風俗での衝撃的な体験と、中イキの真実を知った私。
興奮冷めやらぬまま自宅に戻り、まずは自分の「現状の把握」から始めることにした。

いつものように、DO(開発)を始める前のムラムラした状態を作る。
ドキドキしながらアネロスをお尻に挿入し、ベッドの上で体勢を整えた。

まずは基本に忠実に、PC筋をキュンキュンと閉めたり緩めたりしてみる。
アネロスが内側から前立腺をキュッと刺激して、確かにギンギンに勃起はしている。

「……いや、でも、何が違うんだ?」
確かに物理的には気持ちいい気がする。でも、何かが決定的に違う。

必死にPC筋を動かしても、あの女の子が言っていたような「脳に直接くる快感」のカケラも何もない。


アネロスが動いて強制的にツボを押されれば、そりゃあ物理的には気持ちいいけれど、それはただの「前立腺の刺激」だ。

あの女の子のマンコは、自分の意思とは関係なく、勝手に超高速でキュンキュンと締め付けをしていた。
対して俺は、自分の意志で、必死にPC筋をペコペコと動かしているだけ。

「自発的に動かす」のと「勝手に動いちゃう」の差。
この絶望的な違いは、一体どこから生まれるんだ?

彼女の言葉を思い返す。


乳首から子宮へ、下腹部や腰回りに気持ちよさが溜まって、甘く広がる気持ちいい状態が起きていないとダメ。

つまり、俺はまだスタートラインにすら立てていない。
理想のメカニズムは分かった。なのに、自分の身体という「現実」が、どうしてもそこに追いつかないのだ。

まさかの新戦線!「乳首と子宮の連動」を目指して自分を弄ってみたが……

「そうだ、まずは乳首だ」
あの女の子は、乳首をいじられている時点で子宮がキュンキュンすると言っていた。

中イキ発動のトリガーが乳首にあるなら、まずはそこから攻略するしかない。
私はアネロスをお尻に挿したまま、自分の胸元に手を伸ばした。

だが、現実は非情だった。
自分の乳首をコリコリといじってみるが、ただただ、くすぐったいだけ。

気持ちいいなんて感覚からは、ほど遠い。
「もしや……俺、乳首の感度開発がまったくできてないのか?」

今まで乳首イキなんて都市伝説だと思って完全におろそかにしていた。
それがまさか、アナル開発の最大の障壁になって立ちはだかるとは夢にも思わなかった。

「納期に間に合わない!」焦る俺の胸元を襲う、ただの痛みの地獄

このままでは、アナル開発の納期に絶対に間に合わない。
謎の焦燥感に駆られた私は、ネットで大急ぎで乳首開発のリサーチを始めた。

スマホの画面を睨みつけながら、焦る気持ちのまま、自分の乳首を必死に弄り倒す。
つまんでみたり、強めにこすってみたり、色々と試してみる。

「痛い、痛すぎる……ッ!」
そこに広がったのは、甘い快感どころか、ただの激痛の地獄だった。

微塵も気持ちよくない。
赤くなる自分の乳首を見つめながら、私は呆然とした。

「俺は今まで、女性たちにこんな痛い思いをさせていたのか……?」
かつての自分の雑な愛撫を猛省しつつ、目の前の現実に頭を抱える。

こんな激痛とくすぐったさの延長線上に、本当に「脳がバグる中イキの世界」なんてあるのだろうか。
アナルだけでなく、乳首という新たな無理ゲーを背負わされた私。

偶然見つけた大発見!「カリカリ」の儀式でついに身体が同期を始めた

そんな絶望的な思いのまま数日が経ち、少しずつ乳首の刺激にも慣れてきた頃だった。
ある時、ふと「服の上から弄る」と、ちょうどいい刺激になることに気がついた。

ここから私の、素材と厚みの検証が始まる。
衣服の厚みをどんどん薄くして、どの状態が一番いいのかを探っていった。

すると、ついに黄金比を見つける。
薄いツルツル素材の肌着の上から、爪でカリカリとこする。これが、めちゃくちゃ気持ちいい、気持ちいいのだ。

しばらくそのカリカリを続けていると、乳首から波紋のように甘い快感がじんわりと広がっていった。
身体がゾクゾクして、軽く痙攣するような感覚。

「……え、いま、軽くイッたか?」
いままで生きてきて一度も体験したことのない、脳がとろけるような新しい感覚だった。

いける、いけるぞこれ……! 私は確信した。
あとは、この乳首の快感と、前立腺の感覚を「同期」させるだけだ。

そこから先は、もうあっという間だった。
乳首を優しくつまむのと同時に、お尻のPC筋を軽く閉める。これをリズムよく繰り返していく。

すると、狙い通り乳首と前立腺に、あの甘い快感が少しずつ、確実に蓄積されていくのが分かった。
「よし、理想の世界まで、あと一歩だ……!」

ところが、ここでまたしても新しい、障壁が目の前に立ち塞がった。


少しでも別のことを考えたり、意識をそらしたりすると、その甘い感覚が一瞬でどこかへ消えてしまうのだ。

一度その感覚を失ってしまうと、もう一度あの甘いループを作り上げるのは至難の業。


「何が悪いんだ……? 集中力が途切れてしまう、この環境のせいか?」

ついに感覚の同期まで漕ぎ着けたのに、今度は「意識の維持」という新たな課題が浮上してきた。
このギリギリの綱渡りのような集中力をキープするために、私が目をつけた次なる一手。

➔ 次のお話を読む:【第6話】 【メスイキ絶頂】足りないピースが揃った。催眠ASMRの出会いと神判の時

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