📌 本記事は連載エッセイ(全7回)の【第3話】です。 最初から読みたい方、全体の目次を見たい方は【第1話】からどうぞ! ➔ 【第1話】 射精に飽きた私が、お尻の中にある【謎のスイッチ】に出会うまで。
繰り返される失敗と限界。俺は「文明の利器」エネマグラに手を伸ばした
前回の挑戦で、お尻の奥にある「謎の違和感」を捉えたものの、そこから先が全く進まない。
あれから何度も夜な夜なトライした。
けれど、前立腺の正確な位置もわからないし、気持ちよさなんて1ミリもない。
もはや「絶頂」なんて、宇宙の彼方のファンタジーに思えてくるレベル。
「そもそも、指でやるからダメなんじゃないか?」
そう、相変わらず自分で指を後ろに回す体勢はクソきついし、お尻の門を押し広げる指先にも変な力が必要で、全身が疲弊してしまう。
これじゃ感覚に集中できるわけがない。
何か、もっと楽に、自動的にスイッチを押してくれる神のような道具はないのか。
そう思って深夜のスマホで必死に検索した俺の目に、あるアイテムが飛び込んできた。
その名も「エネマグラ」。
お尻の構造を計算し尽くした形状で、手頃な価格の初心者用モデルがネットで売られていた。
「これだ……!!」
文明の利器に頼れば、あのきつい体勢からも解放される。
即座に購入し、届いたブツを手に「これで今夜、確実に絶頂が来る!」と勝利を確信した。
楽な体勢、高まる期待。しかし直腸をゴリゴリ削る「プラスチックの恐怖」
いざ、エネマグラにローションをたっぷり塗って、ベッドに仰向けになる。
「うわ、めちゃくちゃ楽じゃん……!」
確かに、寝転がったままホールドできるので体勢は劇的に楽になった。
腕の疲れを気にせず、お尻の感覚だけに100%集中できる。
これは勝った、と最初は思った。
だが、エネマグラを前後に動かし始めた瞬間、地獄が始まった。
この道具、本体がカチカチの硬いプラスチックでできている。
そして人間の体の構造は、ネットの教科書通りにはできていない。人によって前立腺の位置や角度は微妙に違うのだ。
俺の内部に侵入した硬いプラスチックは、肝心の前立腺をスルーし、その奥にある前立腺から睾丸へと続く「配管系(精管のライン)」へと直撃した。
ゴリリ、ゴリッ。
「いっ……てぇえええええ!!!」
ベッドの上で、声にならない悲鳴をあげてのけぞった。
気持ちよさなんてゼロ。
お腹を下した時や、強烈な便秘のときに、排泄の波と一緒に睾丸の裏側が「ズーン……」と重痛くなる、あの最悪の鈍痛が下腹部を直撃したのだ。
硬い異物が、デリケートな内臓の配管を容赦なくゴリゴリと削る恐怖。
「これじゃダメだ……体を壊すだけだ……」
期待が大きかった分、この物理的な痛みの壁による絶望は計り知れなかった。
救世主アネロスの降臨!絶頂がすぐそこまで来ている気がして、終わった夜
エネマグラの硬さに敗北した俺が、血眼になって次に辿り着いたのが「アネロス」だった。
お値段はかなりお高め。指サックや数千円のエネマグラとは格が違う。
だが、こいつのボディは医療用シリコン。触っただけでもわかる、圧倒的な柔らかさとしなやかさ。
「今度こそ、今度こそ本物だろ……」
これが最後の聖戦だと自分に言い聞かせ、アネロスをお尻ににゅるりと挿入した。
……感動した。
圧倒的に感覚がいい。
側が柔らかいシリコンのおかげで、あの内臓をゴリゴリ削られるような嫌な痛みが、劇的に軽減されている。
痛くない。これならいける。
アネロスの絶妙なカーブが、内部の動きと連動して、優しくスイッチの周辺を捉えているのがわかる。
痛みが消えたことで、じわじわと下半身が熱くなるような、これまでとは違う深い感覚が込み上げてきた。
「キタ……これ、マジでキタんじゃないか!?」
心臓の鼓動が速くなる。
ついにネットの神話が現実になる。
女性の中イキ絶頂と同じ、あのとろける世界が、すぐそこまで、本当に手の届くところまで来ている気がしていた。
ハァハァと息を荒くしながら、その感覚の波を掴もうと必死にしがみつく。
すぐそこだ。あと一歩で、扉が開く。あと少し、あと少し……。
――気がついたときには、部屋の時計の針が1時間進んでいた。
絶頂は、来なかった。
「来そう」な気がした、ただそれだけだった。💧
夢中でアナルを動かしすぎて、ただただヘトヘトに疲れた夜。
「すぐそこまで来てる気がしたんだけどなぁ……」という虚しいセリフが、静まり返った部屋にぽつんと消えていった。
➔ 次のお話を読む:【第4話】【メスイキのコツ】を掴んだ雑魚マンコの出会い
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